NECが提供するRPAはOEM製品の可能性あり



NECが提供するRPAはOEM製品の可能性あり

RPAと言えば海外企業のベンダーの製品が目立ちますが、国産RPAの普及も少しずつですが、広まってきています。今回はNECが提供している国産RPAの「NEC Software Robot Solution」についてお話していきます。

NEC Software Robot Solutionとは

NEC Software Robot SolutionはNECが提供している国産のRPAのことです。

■NEC Software Robot Solution 公式ページ
https://jpn.nec.com/softwarerobotsolution/

NECと言えばご存知の通り、日本電気株式会社のことです。NECは1899年に設立され、本社は東京にあります。また、1946年に上場しました。同社は住友グループの企業で、住友電気工業とは兄弟会社になります。そんなNECが提供するRPAの主な特徴は以下の通りです。

・OCRによる文字認識ではなく、操作対象の認識方式として高度なイメージをもつ
・ほぼすべてのWindowsデスクトップアプリケーション、Webアプリケーションに対応している
・スクリプトにより機能を拡張する

上記になります。もしかすると、以前から当サイトをご覧になっている方はお気づきかと思いますが、前回ご紹介した「ipaS」と特徴が酷似しています。

関連記事:国産RPAの「ipaS」が抱える今後の課題

これはどういうことかというと、明確な情報は公開されていませんが、「ipaS」を提供している株式会社デリバリーコンサルティングとNECが公開している情報から察するに、「NEC Software Robot Solution」は「ipaS」のOEM製品ではないかということが想像できます。もしくは、その逆で「ipaS」が「NEC Software Robot Solution」のOEM製品という可能性もあります。いずれにしても、機能が同じなので導入する際には提供している企業の信用度や価格で決めるのがよいでしょう。

導入費用

同じ機能をもつRPAツールと比較すると、高めに設定されています。例として、標準版の年間利用料が1台あたり、税抜きおよそ288万円ほどになるようです。ただ、他のRPAベンダーと違うところは、この利用料の中に保守費も含まれているという点です。QAサポートも整っているので、気軽にお問合せできるのはメリットの1つといえ、NECならではのサービスなのではないでしょうか。

今回のまとめ

今回はNECが提供するRPAの「NEC Software Robot Solution」についてお話してきましたが、いかがでしたか?先にも述べたように、明確な情報が公開されていないものの、「NEC Software Robot Solution」は「ipaS」のOEM製品の可能性があります。OEM製品と聞くと、どんなイメージがあるでしょうか?OEMといえば有名なのが化粧品だと思います。中身は同じで製品のラベルだけ変えて、少し価格を安くして販売するというのが一般的なOEMです。

中身は同じなのだから少しでも安いほうがよいという人もいれば、価格は多少高くても元の製品のほうがよいという人もいます。化粧品のように市場が大きいものであれば、なんということはないです。ただ、RPAのようなまだ市場が大きいとはいえず、まだまだこれからという分野のものであればよいのではないでしょうか。なぜなら、例えそれが新しい機能をもったものでなくOEMであったとしても、普及していくのならばこれは喜ばしいことだと考えられるからです。

海外のRAPのベンダーにはまだ追いつけない日本のベンダーですが、今後の発展や普及のためにも積極的にとはいいませんが、OEM化を進めていくのも決して悪いことではないでしょう。



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