国産RPAの「ipaS」が抱える今後の課題



国産RPAの「ipaS」が抱える今後の課題

今回は株式会社デリバリーコンサルティングと同社が提供しているRPAの「ipaS」についてお話していきます。ipaSは国産のRPAで、2015年から提供が始まりました。それでは、詳しくみていきましょう。

株式会社デリバリーコンサルティングとは

株式会社デリバリーコンサルティングは2003年に日本で設立されました。本社は東京にあり、支社は福岡にあります。海外展開として、ベトナム、タイ、バンコクにも支社を構えています。同社が提供しているサービスは以下になります。

■コンサルティング
・RPAコンサルティング
・IoTコンサルティング
・PMOコンサルティング
・クラウドコンサルティング

■サービス・ソリューション
・業務自動化ソリューションとしてRPAの「ipaS」
・情報の分析、可視化、共有をスムーズにする「Tableau Software」
・大量のデータの高速処理を得意とするエンジン「高速機関6」
・大容量のCSVファイルを高速解析するツール「解析ブースター」
・Webベースのプロジェクト管理ツール「Clarizen」

主顧客企業として公式サイトで公開されているのは、

・大手流通企業
・大手電気メーカー
・大手情報処理サービス業
・米国系ITコンサルティング
・米国ソフトウェア販売、開発会社
・中国系ソフトウェア開発会社
・教育研修コンサルティング会社
・インターネットサービス会社

上記になります。具体的な会社名までは明記されていないものの、多くの大企業を主顧客としてかかえているようです。

株式会社デリバリーコンサルティングが開発、提供しているRPA、「ipaS」の主な特徴は以下になります。

■ipaS 公式ページ
http://www.deliv.co.jp/service/ipas

・OCRによる文字認識ではない、操作対象の認識方式として高度なイメージをもつ
・ほぼすべてのWindowsデスクトップアプリケーション、Webアプリケーションに対応
・スクリプトにより機能を拡張する

主な特徴は上記の通りで、他のベンダーが提供しているRPAと比較すると、物足りなさは否めないかもしれません。同じような特徴をもつRPAでは「操作員の操作方法を監視して自動記録する機能」が備わっていますが、ipaSにはないようです。また、同じ国産RPAとして以前の記事でご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事1:NTTグループが提供する国内シェアNo.1のRPA「WinActor」とは
関連記事2:Autoブラウザ名人で社内のWebシステムを効率的に自動化が可能

導入費用

導入費用については同ツールの中では比較的、高めに設定されているようです。詳しい価格については「ライセンス数に応じて個別にお見積りします」とのことなので、お問い合わせしてください、ということなのでしょう。もし、導入を検討している場合は、問い合わせをしてみることをおススメします。

今回のまとめ

今回は株式会社デリバリーコンサルティングと同社のRPAの「ipaS」についてお話してきましたが、いかがでしたか?これまで当サイトでは国産のRPAをいくつかご紹介してきましたが、ipaSも国産のRPAです。正直なところ、機能的にはまだ不十分だと感じます。現在(2018年時点)で、ipaS用の管理機能を開発中とのことなので、今後、ipaSを補完するような新しいツールが出てくることが予想されます。

同社がRPAの提供を始めたのは2015年と、他のベンダーと比較すると、やや遅めという印象を受けます。ただ、RPA自体がまだまだこれからということ、国産RPAということの2点から考えると、これからの発展と活躍を大いに期待できる企業の1つといえるでしょう。



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