「RPA」「AI」「bot」それぞれの違いを徹底解説



「RPA」「AI」「bot」それぞれの違いを徹底解説

RPAとはどういったロボットなのか?というのは理解できていても、「AI」や「bot」とは具体的にどう違うのかを理解している方は意外と少ないのではないでしょうか。一言でいうと「定型に沿ったRPA」「自己判断のAI」「コミュニケーションのbot」といった形になります。

RPAとAIの違い

RPAが開発された1番の目的は「人がデスクトップ上で行う定型作業を代行する」というところにあります。一定のルールに沿った定型作業を得意とするのがRPAです。1度設定していまえば、あとは24時間自動で処理してくれるのが大きなメリットの1つです。頭を使ったりしない業務をRPAが代行することで、その分クリエイティブで生産性のある業務に時間を割くことができます。

対してAIは「蓄積された膨大な内部データと現状を照らし合わせて、その都度システムが最適な判断をする」というロボットです。ロボットが自己判断するという点がAIの特徴ですが、それ以上に「学習する」という大きな特徴があります。新しいパターンや認識などを内部データとして蓄積していくことで学習し、どんどん進化していくのです。今必要とされている答えは何か?というのを内部データの中から瞬時に検索、判断して解を導きだします。人工知能と言われるだけあって、その優秀さは多くの人が認知していると思います。ちなみにAIで有名といえば「IBM Watson」でしょう。

機械学習を行うAIを含めてRPAと呼ぶ考え方もありますが、それも間違いではありません。実際に機械学習の機能を組み込んだRPAの開発も進んでいます。ただ、ビジネスの現場で広まっている定義としてはあくまでRPAはRPAであり、AIはAIという認識がほとんどです。

■RPA
・一定のルールの沿った定型作業を得意とする
・現在のところ、完璧な学習機能は持たない
・メンテナンスが必要
関連記事:RPAができる事とRPAができない事

■AI
・蓄積された内部データから最適とされる解を導き出す
・学習機能を持ち、データが蓄積される毎に進化していく
・メンテナンスが必要

RPAとbotの違い

次はRPAとbotの違いについてお話しします。RPAの特徴は先述した通り、一定のルールに沿った定型作業を得意とするロボットです。対してbotは「人間の会話や行動をシミュレートする」ロボットのことです。有名なところで言えばiPhoneの「Siri」です。こちらが問いかけることによって、調べたいことや日常会話までさまざまなことに対応してくれます。これを「chatbot(チャットボット)」といいます。Siri以外にも多くの企業が取り入れています。

簡単なまとめるとRPAは作業をしてくれますが、会話などのコミュニケーションはとれません。botは簡単なコミュニケーションとってくれたり必要な情報をくれたりしますが、作業はしてくれません。このような違いがあるのです。

ちなみに、AIとbotは似ていると思えるところがありますが別物です。AIの最大の特徴の学習機能がbotにはありません。膨大な内部データが蓄積されているという点ではbotもAIも同じです。しかし、botには学習機能が存在しないので、進化することはありません。管理者がメンテンナスをおこなうことにより、データを追加していく形になります。

■RPA
・・一定のルールの沿った定型作業を得意とする
・現在のところ、完璧な学習機能は持たない
・メンテナンスが必要

■bot
・人間の会話や行動をシミュレートする
・簡単なコミュニケーションをしたり、必要な情報をくれる
・メンテナンスが必要

今回のまとめ

今回は「RPA」「AI」「bot」のそれぞれの特徴や違いについてお話ししてきましたが、いかがでしたか?すべて同じロボットということに代わりありませんが、それぞれ役割があるのです。ぜひ、この機会に覚えておいてください。



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