RPA導入のメリットとデメリットとは?



RPA導入のメリットとデメリットとは?

ホワイトカラーの業務効率に最適と注目されているのがRPAです。
大企業に限らず、中小企業からも注目されているRPAですが、導入することによって具体的にどのような変化があるのでしょうか。今回はRPA導入による「メリット」と「デメリット」についてお伝えしていきます。

RPA導入によるメリット

RPA導入によるメリットは大きなものばかりです。それでは1つ1つ解説していきます。

メリット その1:「コストの削減」
やはり1番のメリットは「コストの削減」だと思います。一般的に、今まで人間が行っていた作業をRPAに代えることで25~50%のコスト削減が可能と言われています。

人間1人を雇った場合にかかるコスト(人件費)と言えば、
・給与
・ボーナス
・残業代
・通勤手当
・家族手当
・社会保険
・厚生年金
・社員旅行
・飲食や飲み会
・退職金
など、「人件費」と一言でいってもこれだけかかってしまいます。

対してRPAは上記に挙げたコストは一切かかりません。導入費や維持費を差し引いたとしても人件費よりもかなりコストの削減ができるのが通常です。

メリット その2:業務効率化
RPA導入の大きなメリットと言えば先述したコストの削減もそうですが、「業務効率化」にも大きく貢献します。

RPAは人間と比べると、
・仕事のスピード感の向上
・敬語や根回しが不要
・24時間365日の稼働ができる
・遅刻や早退がない
・ヒューマンエラーなどの操作ミスがない
・パワハラやセクハラの問題がない
・不平不満や無駄口がない
・とにかく人間関係のトラブルがない
などの人間特有のイレギュラーや無駄な気を遣う必要もありません。人間関係によるストレスもなくなるため、精神的な面でも楽になるのではないでしょうか。

RPA導入により業務効率化できた企業の事例として、
・三菱東京UFJ銀行:20種類の事務処理において8000時間分の事務作業の削減に成功
・日本生命:1件あたり数分かかっていた処理を20秒程度に短縮
・オリックスグループ:RPA導入により4人分の仕事量を代行できるようになった
・ユニリーバ・ジャパン:人間が3人がかりで7日かかる作業をRPA導入で半日で終わるようになった
など、RPA導入により業務効率化に成功している例が多数あります。

そしてRPA導入をした、どの企業にも言えることが、単純な作業や処理をRPAが代行することにより、人間にしかできない「創造性を求められる業務」に人員や時間を割くことができたということです。

創造性を求められる業務に人員や時間を割くことが出来るということは「生産性の向上」も大いに期待できると言えます。

RPA導入によるデメリット

メリットだけに目を奪われがちなRPAですが、逆に導入によるデメリットはあるのでしょうか?

デメリット その1:複数のシステムと連携する際の誤作動や使用不可
RPAの最大の特徴が複数のシステムやアプリケーションを連携させ、業務プロセスを自動化できるというものです。

これはメリットの1つと言えますが、実はデメリットにもなりうるのです。それは連携するシステムやアプリケーションの管理がそれぞれ違う部門の場合です。システムやアプリケーションの業務プロセスに変更があった場合など、それがRPA側に適切に伝わらないと、誤作動を起こしたり、使用不可になってしまう恐れがあります。

このような事態を避けるためにも、業務プロセスに変更があった場合などは、しっかりとした変更情報を共有する仕組みを作る必要があります。

デメリット その2:思わぬ災害やシステム障害
導入のメリットが大きいRPAですが災害やシステム障害などでRPAによる自動化が停止した場合のことを考え、対策をしておくべきです。RPAは複数のシステムやアプリケーションを連携するため、RPAによる自動化が何らかのエラー、または障害で停止した場合、業務そのものが停止する可能性があります。

RPAによる自動化が停止した場合でも最低限の業務を行えるようなマニュアルなどの準備やデータのバックアップ、環境を復旧するための対策をしておくと良いでしょう。

デメリット その3:情報漏洩
簡単な事務処理などにRPAを導入している場合は問題ありませんが、機密情報などを処理する業務にRPAを導入する場合は細心の注意が必要です。何らかの方法でRPAが不正利用されることによる情報の漏洩や誤った処理をされるリスクがあるからです。

RPAは複数のシステム、アプリケーションを連携するわけですから、RPAが不正利用された場合、連携しているシステムとアプリケーションにも不正アクセスされる恐れがあります。

このようなリスクを避けるためにも、RPA導入の際には情報セキュリティの徹底した対策が必要です。

今回のまとめ

今回はRPA導入による「メリット」と「デメリット」についてお伝えさせていただきましたが、いかがでしたか?コストの削減や業務効率に大きく貢献できる反面、導入によるリスクも決して小さいとは言えないものばかりです。

メリットばかりに目を奪われてしまい、逆にリスクを負うことになっては本末転倒になりますので、デメリットもあるということをしっかりと認識しておきましょう。

それでは、今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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