Blue PrismのCEOが語る今後のRPAの展開



Blue PrismのCEOが語る今後のRPAの展開

2018年10月にアメリカのBlue Prism CEOのアレスター・バスゲート氏が来日しました。同社の日本法人社長のポール・ワッツ氏と共に開催した事業戦略説明会では、複雑化する業務タスクを自動化するためには「AIとの連携は不可避だ」と語り、将来的な「インテリジェントエンタープライズ」の実現というビジョンを示しました。

Blue Prism社は2001年にアメリカで創業し、世界で初めてRPA(Robotic Process Automation)という言葉を提唱したりなど、エンタープライズRPAのパイオニアとして位置づけられています。現在では、52ヵ国、42業種の1000社以上がBlue PrismのRPAを導入しています。最新上期の業績は前年比よりも40%増と高い成長を見せ、全体の社員数は420人で、毎年10%ずづ増員しているといいます。

アレスター・バスゲート氏が語るBlue Prism

Blue Prismは「ビジネス主導型のRPA」の提供というのが特徴であり、エンタープライズに活用できるRPAの実現に向けて努力してきました。2008年から2010年までの4年間という歳月をかけて、「セキュリティ」「コンプライアンス」「拡張性」「耐久性」を強化しながらRPAのベースを作ってきました。Blue PrismのRPAは生産性を意識して開発されており、業務の内制化や業務の外部への委託に続く新たな選択肢として「ソフトウェアによる業務の自動化」を提案しました。これにより、コスト削減や業務の安全性などを明確に実現できるようになったのです。

アメリカでRPAが初めて導入されたのは生活協同組合銀行で、クレジットカードの紛失や盗難の対応業務に利用したことから始まりました。クレジットカード紛失の場合はコールセンターで電話を受けてからカード特定まで5分、そこから事務処理で25分かかっていました。このようなプロセスをRPAで自動化したところ、オペレーターの生産性は6倍にも高まりました。

ポール・ワッツ氏が語る今後のRPA拡充への取り組み

日本法人 社長のポール・ワッツ氏は、日本市場のエンタープライズRPAによるインテリジェントな企業改革を支援するため、RPA拡充の取り組みや知識、ノウハウの移転を進める旨を語りました。

日本では「住友商事」「第一生命」「博報堂」「DeNA」などの企業がBlue Prismを導入しています。しかも、100単位のライセンスでRPAを導入しているケースが目立ちます。日本ではRPAの価値と「働き方改革」を結び付けて提案しているケースが多いですが、現在は部門単位での動きが中心になっている傾向も強くあります。フォーカスする対象をシフトさせて、より広い範囲で成果を高めることを支援していきたい、とのことです。

バスゲート氏が語る今後のBlue Prism

バズゲート氏は今後のBlue Prismの展開について、AIとの連携は不可避でありマイクロソフトやGoogleとの連携もしていくと語ります。また、日本のユーザーにBlue Prismを今よりもっと深く見てもらうことで、他のベンダーのRPAの機能とはまったく違うものであることを理解してもらえるだろうといいます。

2018年11月以降に利用が可能になる最新バージョンのBlue Prism v6.4では、マイクロソフトやGoogleとの連携により、両社のAI技術をBlue Prismで活用できるようになります。具体的には、外部で開発されたAIをドラック&ドロップで簡単に利用できるようになるとのことです。インテリジェントオートメーションの実現に向けて、これまでにBlue Prism上で開発されたオブジェクトと、最新のAI技術というような最善の組み合わせを提供できる環境を実現することになるそうです。

インテリジェントオートメーションでは、

・視覚認識
・知識と知見
・学習
・プランニング
・優先順位付け
・問題解決
・コラボレーション

上記のAI応力をデジタルワークスを組み合わせることで「真のAI」を実現できるようになると語ります。

今後も複雑化していくタスクを自動化するためにはAIとの連携は不可避であり、インテリじぇんとな自動化スキルを採用して真のAIを実現することが大切です。「RPA」と「AIや機械学習」の組み合わせによって、人間が手を入れることなく完全に自動化されたプロセスに移行することができます。

Blue Prismの詳しい製品情報はこちら「RPAの考案元「Blue Prism」が提供する高性能RPAとは」

今回はBlue Prismの今後の展開についてのニュースをお伝えしましたが、いかがでしょうか?Blue PrismはRPAの考案元というだけあり、もともと高性能で他のベンダーとは差別化されています。今後はマイクロソフトやGoogleなどとも連携していくとのことで、非常に期待できるRPAの1つでしょう。



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