RPA による自動化の事例とメリット



RPA による自動化の事例とメリット

RPAによる業務の自動化が日本でも徐々に広がりを見せています。ホワイトカラーの簡単業務をRPAが行うことにより、業務の生産性や効率性の向上が可能です。今回はRPAによる自動化をテーマに事例も交えて解説していきます。

サントリーグループでRPAを採用

サントリーグループでは経理業務にRPAを採用し、業務の効率化に成功しました。RPAの導入により1ヶ月で約5万件の支払い伝票の入力が自動化され、約20%業務効率が改善しました。

導入したRPAは、文字を光学的に自動認識し、コンピューターが処理できる形式に変換する機能持っています。将来的には50%の効率化を見込み、さらに税務関連や事務作業にも導入を検討しているとのことです。

その他の企業でも
①経理部門の売掛、入金業務、支払い業務
②人事総務部門の労働管理業務、経営向けレポート業務
③営業部門の調査業務
④購買倉庫部門でのメール発注業務

などでRPAを導入し、業務効率の改善を図っている企業が増えてきています。

RPA自動化のメリットは?

RPAによる業務自動化のメリットは、「途中で辞めない」「休息が不要で継続できる」「変化に強く、人的ミスが少ない」「同じ過ちを繰り返さない」などが挙げられます。

業務の変化にも、ルールを書き換えることで柔軟に対応が可能です。

RPAが得意な業務はある程度の手順が決まっている業務ですが、柔軟性と適応能力は高く、カスタマイズすることも可能なので幅広い業務に対応できるといえるでしょう。

「ITを導入したが、対費用効果が上がらず断念した」、「人件費を削減したい」、「もっと人材をクリエイティブな業務に当てたい」などのニーズにはぴったりなツールといえます。

従来の人材のアウトソーシングと異なる点は、人材の退職により何度も同じことを教える必要がないことや品質を維持したまま、業務に必要な時間を大幅に削減できる点です。

これまで企業が抱えていた労働力不足などの課題を、一気に解決できる可能性を秘めているものがこのRPAなのです。

RPA今後のトレンド

日本におけるRPAはまだまだ発展途上でこれから伸びる余地が大いにあるといえます。今後のトレンドはどのような形になるのでしょうか?

RPAが認知されるきっかけになった一因はAIといえます。今後RPAとAIが本格的に融合を果たし「iRPA」と呼ばれるクラウドサービスが普及する可能性があります。

「iRPA」はまだその機能や能力は明確ではありませんが、RPAの得意とする定型業務にプラスしてAIの持つ推測や学習機能が合わさり、さらに複雑な作業ができるかもしれません。

業務分野としては、一般会計、財務コントロール、外部報告、税務関連、財務計画などは今後普及が確実に広がりそうです。さらに財務資金管理、事業開発、リスク管理部門など従来は自動化が困難だった分野も今後の適応が期待されます。

業務効率化や生産性向上、人件費削減と労働力確保などはどの企業も課題としている分野であり、RPAにかかる期待は大きいといえるでしょう。

まとめ

RPAによる自動化の事例は日本でも徐々に広がりを見せています。実際にサントリーグループではRPA導入により支払い伝票の自動化で20%の業務効率化に成功しました。

RPA導入によるメリットは業務効率化により、労働者不足の解消やヒトがより複雑で創造性が要求される業務へのフォーカス、その結果売上の向上など様々な点で大きなメリットがあります。

今後はAIと融合してより複雑な分野の業務まで対応できるように開発が進んでいます。



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