RPA基本のキ



RPA基本のキ

最近は様々なところでAIの導入や作業の自動化が進んでいます。その中でも、これからの企業のあり方を大きく変える、しいては日本の未来に関わるとして注目されているのが「RPA」と呼ばれる仕組みです。
これは大企業はだけでなく、中小企業こそ注目すべき仕組みです。
今回はRPAのキホンについてお伝えして行きます。

今さら聞けない「RPA」が意味すること

RPAとは「Robotic Process Automation(ロボティック・プロセス・オートメーション)」の略で、簡単に言うとホワイトカラー(ネクタイ姿で仕事する人達のこと)の業務を効率化させるロボット、ということです。
では、具体的にはどのようなロボットなのでしょうか。

「ロボット」と聞くと、ビームが出る銃や剣を持って戦う二足歩行の、もしくは全身鋼鉄で出来た巨人をイメージする人もいるかもしれません。しかし、RPAとはそういう「形があって動くもの」ではなく、業務を自動化できるシステム、もしくはツールと考えてください。

RPAができるのは、人がパソコンを使って行う、クリックやコピー&ペーストといった単純な動作から、ルールに基づいて入力を行うなどの簡単な作業の自動化ですが、複数のアプリケーションを連携して操作することも可能です。

RPAを導入している大手企業には、
・三菱東京UFJ銀行
・三井不動産リアルティ
・日本生命
・リクルートコミュニケーションズ
・オリックス
などが挙げられます。
どの企業もRPAをうまく活用し、業務効率化を図っているようです。

では、なぜ「RPA」という考え方や仕組みが生まれたのでしょうか。

RPAが生まれた背景には、世界的な課題ともいえる、深刻な未来があります。それはニュースや新聞で頻繁に目にする「高齢化社会」です。これがもっとも進んでいるのが日本ですので、日本でのRPAが大きく注目されているといえます。

日本では、“2060年には国民の約2.5人に1人が65歳以上の高齢者になる”という驚くべき推計データが導き出されています。

(引用):2010年度は総務省「国勢調査」、2015年以降は国立社会保障・人口問題研究所
 「日本の将来推計人口(平成24年1月推計)」の出生中位・死亡中位仮定による推計結果

世界中で、今もっとも高齢化が進んだ社会は、日本です。高齢化社会の進行が抱える問題を考えると、

高齢化社会が進む=「労働力の減少」

という、最悪の方程式が成り立ってしまいます。
このままでは、日本経済が受ける打撃は相当なものですから、国がその対策として、子育て支援や外国人労働者の受け入れなどに積極的になっていることは、みなさんもご存じかと思います。しかし、それだけでは追い付いていないのが現実なのです。

では、人の手が足りなければどうすればよいのでしょうか?そう、ロボットの出番です。

工場などのブルーカラーの業務には、すでにロボットやITが「人間の仕事を補助する」という形での導入が進んでいます。それをブルーカラーだけでなく、ホワイトカラーの業務にも導入できれば……そんな中、生まれたのがRPAです。

れまでは、ホワイトカラーの業務のほとんどが「人間の手でしかできない」とされてきました。しかし、先述の通りRPAは、人間がパソコンに向かってする簡単な作業を代行することができます。すると、空いた時間を「クリエイティブな作業」に割けるようになるため、業務効率化はもちろん、生産性の向上が期待できるのです。

RPA と単なる「自動化」の違い

また前述の通り、RPAのソフトウェアロボットは「仮想知的労働者」とも言われ、パソコンの画面上のシステムやアプリケーションを認識(識別)して、人間と同じような操作を行えます。RPAは、独自のソフトウェアロボットによって実現されており、事前に設定された手順によって動作し、処理を行っているためです。

従来の単なる自動化の場合、プログラミングの専門家にしか「自動化」を構築することはできませんでした。
一方のRPAのソフトウェアロボットは、プログラミングの経験が浅くても構築可能なほど、簡単な仕組みになっています。例えるならば「先輩社員が新入社員に対して業務の指導をする」という感覚で、社内のRPAを構築し、業務効率化を図ることができます。

ITの知識やプログラミングの経験が浅くても構築可能というところは、人員が限られた中小企業にとっては嬉しい点なのではないでしょうか。

今回のまとめ

今回はRPAに関しての本当に基本的なことをお伝えしましたが、いかがでしたか?初めてRPAという言葉を聞いた方はもちろん、そうでない方にも参考になって頂ければ幸いです。
繰り返しになりますが、今回は本当に基本的なことですので、あなたの中で「RPAとはこんな感じかな」というイメージだけ出来ていれば大丈夫です。今後はRPAについてもっと深く掘り下げて行きますので、ぜひ楽しみにお待ちください。

それではここまでお読み頂きありがとうございました。
別の記事でまたお会いしましょう。



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